最近の自動車は色々と便利な機能が付いていますね。😁
その中でも、カギを持っているだけでドアを開けられる、ボタンを押すだけでエンジンが
掛けられる。🚗
Audi車は以前からイモビライザーと言われる盗難防止機能がカギの内部に搭載されています。
これは、水晶発振を利用した周波数でキーの種類を判別するシステムです。
Audi車は1982年ごろから、キー内部にイモビライザーを使用しています。
その頃はキーに照明ボタンがありボタンを押すとランプが点灯しキーの差込口を照らすと言われる
物が付いていました。💡
そしてある程度使用してくると、電池が消耗し点灯しなくなります。
やはりこうなると、電池を交換しないと照らす事が出来なくなりますので、電池を交換します。
そうしたら、エンジンが始動出来なくなる方がいました。この頃のイモビライザーの水晶発振体は
ガラス管に入ってキーの内部に差し込んでいたので、電池を交換する際、落としてしまう事が、
ちょくちょくありました。😟
イモビライザーの周波数を受信できないキーでキーを回してもキーと認められないので、エンジンが
通常通りには、掛かる事はありません。
ガラス管は小さなものでしたので、一度見失いうと見つからないし、踏んづけると割れて壊れます。
キーの交換をよくやっていたのを思い出します。
現行Audiにもイモビライザーは搭載されています。昔の様な物ではなく、落下するような事は、
ありませんので、安心してください。
でも、アドバンスキーはとても便利ですが、キーのバッテリーが無くなると、その機能が全く
使用できなくなります。ドアを開けるには、ドアの取っ手にあるキーシリンダーで開ける事は出来
ますが、ではどうやってエンジンを始動させますか❓
昔の様にエンジンを始動するキーシリンダーは付いていません。
ここで、先にご説明しました、イモビライザーが登場します。
水晶発振を利用しているので、電源が無くても周波数を発信していますので、ある特定の場所に
キーを近づけ当てる事で、車両にキーを持ったオーナーが来た事を知らせエンジンを始動する事
が可能になります。😀
車両によって受信部は異なりますので、取扱説明書をご確認ください。
Audiのキーには、もう一つ機能があります。ドライバーが車の運転を終わってキーをOFFにする時の
車両の状態を記憶します。
色々車両には設定されている物があります。エアコンの温度設定や、オーディオの設定、
ドアロック、ドアミラーの位置、などなど沢山あります。全部ではないですが、主要な物は記憶
します。
よくあるのが、いつも、ドアロックするとミラーが格納するのに最近しないとか、エアコンの
設定が勝手にかわっているとか、言われる事があります。
同じキーを使っていますか❓ そういえば、”今日は旦那のキーです”とかありました。
それぐらいきっちりと記憶しますので、取扱気を付けてください。
今回はかなり長文にありましたが、最後までお付き合いありがとうございます。
これからも、Audiを宜しくお願いします。
Audi アドバイザー 森